こんな事考えてます。

毎日、お風呂場の掃除をする時。

声に出しながら、行ってます。

 

温かいお湯を、ありがとうございます。

身体を温めて下さり、ありがとうございます。

温かい湯船を、ありがとうございます。

清潔なお湯を、ありがとうございます。

清潔な湯船を、ありがとうございます。

身体を清潔にして下さり、ありがとうございます。

安らぎの時を、ありがとうございます。

癒して下さり、ありがとうございます。

健康にして下さり、ありがとうございます。

 

 

当たり前、とは、感謝の反対語なのだそう。

水道の水が綺麗なのは、自分の手で水を綺麗にしたのでは無く。たから蛇口から清潔な水が出るのは、当たり前のことではなく。

ましてや温かいお湯になっているのも、当たり前の事ではなく。

勝手になった、なんて有り得ない。

普通は有り得ない事だから。

有り難し、な事だから。

温かい湯船に浸かり、癒される事もまた、有難い。

 

有難い。

 

そうして考えると、身近な事も何もかも、本当に全てがありがたい。

お茶碗があるから、熱々ご飯を手にのせて食べなくて良い。

もしお茶碗という存在がなかったら・・・と思うと、有難い。

車があるから、遠くまで重いものも疲れずに運べるし、雨が降ってもほぼ濡れない。

もし、車がなかったら・・・あぁ、有難い。

包丁がなかったら、綺麗に切って食べる事は難しい。

あぁ、有難い。

 

どんなものにも、有難い。

 

例え、悪行を成す悪人がいても、その悪行を成した結果を、自分で実行しなくても知る事が出来る。

正に他山の石として、学ばせて頂ける。

 

有難い。

 

こんな事を考える私は、おかしいのかな?(笑

だからこれは、誰にも言えない。

達人は常人の斜め上を行く

昔、斎藤一人さんのお話で「困った上司を『達人』と呼び〜苦境も楽しく乗り越える」と言うのを聞き、超ブラック企業に勤める主人に教えました。

そして先日なのですが…

 

 

夫「またパンクしたタイヤ代払うかも知れん」

私「え?公用車よね?」

 

以前、主人の職場の公用車が運転中にパンクし、全額自費弁償になりました。

事前の車検でタイヤの劣化を指摘されて報告したところ、上司(達人)から「ギリギリまで交換せず運転を」と指示されました。その後、業務で運転中にパンクしましたが、すぐに気付かず走行した為、修理不可の交換。

その「気付かず走行した」事で自己責任扱いの自腹になりました。

 

夫「今回は4本とも劣化して、車検前から目視でもやばかったんだ。それが、もうちょっと乗ってから交換しろって。しかもパンクしたら即停めて連絡しろって言うんだよ!」

私「前回と重なるわぁ。パンク表示ない車種だよね。気付かず運転してたら怖いね」

夫「パンクしたらすぐ停めて交換しろってぇ絶対無理っ!普通に考えてあり得ねえ!」

私「達人の考えは常人の理解を超えた先にあるんだよ」

夫「そんな車に誰が乗るんだっ!」

 

よし!

運転席に「タイヤ劣化につき注意。パンクしたら即停車して連絡を」って貼り紙だ!

見た人が聞いて来たら「上司(達人)の指示で」って説明するのだ!

 

私「事故ったらお巡りさんにそう言っちゃおう!」

夫「事故ったらダメだろ!あの達人、何考えてんだ!」

私「達人の考えは常人に理解出来ないものよ?」

 

季節は2月。

幸いにも寒さも緩い地域。

 

私「ねえ、劣化したタイヤって冬タイヤ?」

夫「全部5年目の夏タイヤ

私「達人は『劣化したのは冬タイヤだから、もうすぐ夏タイヤに交換する』と思ってる?」

 

それなら納得の行くケチケチ思考(笑

いやいやいや、一応路面凍結もある地域で、公用車に夏タイヤは危険でしょう。

 

夫「交換させてもらえなかったんだよ」

 

おぅ、そこは交渉頑張れダンナ。

まず今は達人が夏タイヤとわかっているかの確認だ!

後日…

5年目の夏タイヤと聞いた達人は、すぐ交換の指示を出しました。

 

夫「なんでスタッドレスに変えてないのかって説教された」

私「やっぱり達人は常人の斜め上を行くのねぇ」

 

 

 

私の文章力と記憶力が拙いので申し訳ないですが、本気マジ切れの主人に「達人」と言う度に、場は和んで行き、最後は苦笑いでした(笑

ムキーっとなると、視野も思考もギュゥッと締まります。

そんな時こそ、ゆるゆる、ゆるく。

窮地に立っても、きっと何処かに光がある。

狭い視野で見落とさぬよう、心にゆとりを持てるよう、これも日々の修行です。

あぁ、正に今の自分に言ってるわ(泣;

「令和」と言う年号の第一印象

今日は大晦日

明日は令和6年。

令和になって、もう6年⁉️

早いなぁ。

 

私がこの「令和」と言う年号の発表を聞いたのは、職場の昼休み。食堂のTVのニュース番組でした。

他の方の感想を聞くと、「冷たいイメージ」とか、「固い」とか、なんだかマイナスな印象が多かった気がします。

「令」→「冷たい」からかな?

「令」→「命令」かな?

私はと言うと…

未だ同じ印象を持つ方と会えません(笑

私がTVのニュースから「令和」と聞いた時、咄嗟に脳裏に浮かんだものは…

 

桜吹雪。

和障子。

を、背景に、何故か平安時代の貴族っぽい着物姿の美丈夫が、扇をパチンと持って優雅に舞い出しそうなイメージでした。

華美な物ではなく、穏やかで慎ましく、和やかとでも言うのかな?

美丈夫も、実写のドラマや映画より、古い漫画で「ヒカルの碁」に出て来る「藤原佐為」のイメージが一番近い。性格はちょっと違うけど(笑

固いと言うより柔らかな、明るい雰囲気。

 

職場の昼休みに弁当を食べつつ、新しい年号を聞いた瞬間、脳裏に溢れたイメージに「???」でした。

自分でもよくわからない開けゆく明るいイメージに、令和と聞く度に思い出しつつ、誰にも言えず仕舞です(笑

 

今日で令和5年は終わりです。

一年お疲れ様でした。

令和6年はどんな年かな?

願わくば、良き年、明るい年にならん事を。

「何故?」は自他のどちらに

「何故?」は、どちらに向いてる?

 

 

 

何で飲めるの?おかしくない?気持ち悪い!」

 

新人の女子職員は、自分の担当する利用者の件で、ガス抜き中。

重度の水中毒の利用者は、隙を狙って水を飲もうとします。一度に数リットル、それこそトイレの水でも…

 

私「ああ、代償行為だから」

 

満たされない何かを、別の何かで満たしている。

欲求の代替。

満たされず、発散も出来ず、積もる不満を自身ではどうにも出来ず…

 

私「飲むと言う行為が代償だから、飲み込めれば何でも良いのよ。お腹がチャプチャプ鳴ってようが吐こうが関係ない。ゴックン出来た瞬間、ちょっと気が晴れるから、ストレス発散になる」

 

この新卒さんの「何故?」は、自身の不満のガス抜き。

相手の代償行為の原因や解消方法がどう、ではなく。

相手の行動の不可解さへの「何故?」。

「普通はやらないよね!」と言う、自分の価値観、自分の常識範囲から外れた行為への「何故?」

代償行為は、簡単に出来る破壊行為や暴力行為、自傷行為と果てしない。

他への行為は一切せず、水を飲む行為で代償しようとするこの方は、何と心優しい方なのか。

しかしバイト経験もない新卒さんでは、まだ理解が及びません。

大学ではこの教義を扱う筈だけど…

受けてないのか、興味がないのか、忘れてるのか。

基本となる知識がないから、理解も出来ず。

だが、職員として担当する以上、それまで無関係だった非常識に触れ、彼女も変わらざるを得ない。

 

私「水を飲むのが止められないのは、何故?」

職「そんだけストレス溜めてるって事?」

私「溜まったストレス発散したら、飲まなくなる?」

 

自身の常識に対しての「何故?」ではなく、相手の立場に立っての「何故?」へ。

自身の知らない世界を、垣間見る。

得られた知識、経験が、狭い視野を広げてくれる。

「非常識」が「常識」になる。

 

新米職員さん、頑張って。

愚痴こぼしなら私で良ければ、何時でもどうぞ(笑

千手観音の教え

先にお断りします。

以下に書きますは私個人の考えですので、人それぞれ、真逆に感じる場合もあるでしょう。こんな考えもあるんだなぁと、思って流して頂けたら幸いです。

 

 

 

千手観音菩薩様は、「千の手を持つもの」として、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする、深く広い慈愛に満ちた神様。。。と言う説明が、ネットで検索では多いです。

 

実は私、仏教とか詳しく知りません(笑)

ただ、千手観音と聞くと、背に沢山の「腕」を持つ菩薩像が浮かびます。

より多くの者を救済しようと手を差し伸べる、その広い御心が千本の手として表現された、有名な菩薩像。

 

「多くのお布施を出した者には、より多くの千手観音様の御加護が受けられる」

 

・・・( ̄▽ ̄;

咄嗟に浮かんだのが、中世欧州の免罪符です。

お金出すと罪が軽くなるんだったかな?

その、千手観音像が、どうやら学校から歩いて行ける距離にあるそうで、おチビ達が課外授業で歩いて見学に行ったようです。

 

チビ「お金出すとお願い聞いてくれるんだって!」

 

ニコニコ笑顔で語るおチビちゃん。

小さい子供にどんな説明したのよ(笑

おチビには昔から「オカネチョーダイ」の詐欺師が使うあの手この手を面白く話していました。

さてチビちゃんや、お金はどこに出すのかな?

 

チビ「おさいせんの箱」

 

お賽銭の箱から、お金はどこに行くのかな?

しばらく考えて、「神様が持っていく」と言うので、神様の世界にお金は持っていけないと、普段から話している事を再確認。

 

神社のお賽銭箱は、お祭りだったり、神社の何かが壊れたりして、直したり、古くなったのを新しくしたりする為の、貯金箱。

お寺のお布施はお墓を綺麗にしたり、ろうそく線香、お花を備えたりする色々の為や、お世話をして下さる方お坊様方へのお礼のお金。

 

おチビ「あれはオカネチョーダイだったの?」

 

おチビや。

お金出すだけで、自転車に乗れたり、字が上手になったりするのかな?

神様だから、そんな奇跡も起こしてくれる?

いえいえ、そんな事はありません。

練習も何もしてなくても、突然達人レベルになる訳がない。

ではあの、千手観音像は何なのか?

 

チビちゃんや。

アレはね、神様が千の手を出して助けてくれるんじゃない。

人間が、千の知恵を出せるよ、と言う教えだよ。

何もせず、すぐ諦めて「やってー、やってー」と言うんじゃない!

考えろ!

自らよく見て、聞いて、調べて考えろ!

人間が本気になって考えれば、1000個程も知恵が出る!

 

私「つまり、怠けず頑張れって事かな?」

チビ「えー!」

 

そも、曼荼羅に描かれる姿も、外側ほど魑魅魍魎の類、中心に向かう程、高位の神へと進んで行く。

神界の構造が描かれていると言われるけれど、人間が修行して磨かれる過程が描かれていると言う説もある。

つまり曼荼羅に描かれているのは、人間の成長過程。

達観し、心穏やかに慈悲深く思慮深く…

そうして出来た仏像は、古人が憧れた人間像、お手本ではないだろうか。

勿論それが、高位の存在が手を差し伸べて下さった、奇跡の姿かも知れないけれど。

 

私「他力本願だよ?本気で一生懸命頑張っている人を見てると、応援したくなる。だから本気で頑張れば、神様もちょっと手伝ってくれるかも?」

 

そうだよ、おチビちゃん。

自分を磨くのは自分。

例えば宿題終わったらチョコあげると言われて、パパに全部やってもらったら、チョコはパパが貰うんだよ。

 

夫「よし、宿題を出せ。俺が全部やってチョコも全部食べてやろう(゚∀゚」

チビ「ダメ!チビちゃんがやるの!チョコもチビちゃんが全部食べるの!」

 

そうして一生懸命宿題に挑む姿を見て、ちょっと多めにおやつの用意をしてしまう。

ある意味コレも、他力本願?(笑

コーヒーの怪

私は極甘党です。

学生時代からコーヒーや紅茶にミルクたっぷり角砂糖6個7個とか。

チョコケーキのホール1個を一人で一気に食べるとか。

常時ストレス過多な人生のお陰か、ソレが普通でした。

そしてコーヒーより紅茶やお茶派です。

紅茶のフレーバー楽しんでる内に、紅茶はストレートで飲めるようになりました。

でも、コーヒーだけは砂糖たっぷり、出来ればお湯なし牛乳のみでないと飲めませんでした。

特にコーヒーは胃にくるので、牛乳は必須です(T-T)

 

3年前でしょうか?

ふと目についたチラシにコーヒー豆の「フルーティな甘酸っぱさ」の一文。

 

コーヒーがフルーティ???

しかも酸っぱいとな!Σ(゚д゚;

 

主人「ブラックで飲めば解るよ」

終了!╰(`ロ´)╯

だってブラック無理だから(笑

普段なら此処で興味も消える…筈でした!

が、ずっと気になり、試しにブラックで一口…

 

苦いわぁぁっΣ(°ロ°) 

 

今度こそココで終わる筈でした。

確かコロナ関係で健康に関する動画を見ていたら、横?のおすすめ動画に「コーヒーに入れる砂糖の〜」的なものがあり、砂糖取り過ぎの健康被害

気になって気になって、試しに微糖缶コーヒーを買いました。

 

苦ぁぁぁいっΣ(TロT) 

 

何でこんなに飲みたがるよ、自分?

無理無理。

嫌なんだから止めよう➖➖とは何故か、なりません!

消えない減らない逆に高まるコーヒーへの関心。

関心高いのでチラシにコーヒーの「〜のような甘み」の広告文等もよく目に止まります!

甘くない!

絶対苦い!

ブラック無理!飲めません!

だのに何故か、おすすめ動画に無関係な筈の「コーヒー情報」が一番上に!

…見ちゃったよ(T . T)

動画で見たコーヒー効果の話題を振ると、コーヒー好きな夫は喜んでブラックを勧めて来ます。

 

夫「インスタントより豆の方が飲みやすいよ」

 

夫や来客用の、カップにセットするコーヒー豆のブラックを、自分用に淹れてみる。

あ、コーヒーの香りが違う。

良い香り…

 

苦ぁぁぁっ(ToT)

 

砂糖とミルクを足して飲みつつ、嫌なのに何故にこんなに気になるのか、と。

その後もやたらコーヒー情報が視野に入り、兎にも角にも気になって気になって、徐々に砂糖の量が減り…

毎朝「苦ぁっ!」と言いながらコーヒーを飲む変人(笑

遂に砂糖なしで飲めるようになり、更にコーヒーとミルク半々まで変わりました。

 

夫「コーヒー好きになった?」

私「全然。香りは好きだけど、苦い(T . T)」

 

段々、こだわりも出て、専門店の豆を購入して淹れるようになり、更にミルメーカーまで買い出し、豆の種類や管理法まで気になり出しました。

 

夫は毎日のひきたてコーヒーに大満足。

そして私は毎日

 

苦ぁぁぁいっ(TロT) 

 

それでも毎朝飲んでいると、砂糖無しは当たり前に、ミルクの量も徐々に減っていきます。

そして遂にブラックで一口!

 

私「あ、酸っぱい」

夫「美味しいだろ?」

私「え、酸っぱいのがわかっただけ

 

梅干しじゃないんだからっ。

毎日飲んでも砂糖ミルクなしで飲めても、空腹時にブラックが胃に爆弾なのは変わりませんでした。

引き立ての豆や淹れたてコーヒーの香りの良さはわかりました。

豆によって酸味の違いもわかりました。

身近なブラック派からは祝福と言うか、おめでとうや良かったねを沢山頂きました。

 

夫「コーヒー好きになった?」

私「え、全然(キパッ」

 

結局コーヒーよりお茶派です。

毎朝コーヒーの豆をひいて、夫婦で淹れたてをブラックで飲む、がしばらく続いたでしょうか。

ふと気がつくと、インスタントコーヒーが容器の中でガッチガチに硬くなってました。

その位、ずっと豆が続いてました。

 

夫「インスタントも酸っぱいよ」

 

そうなの!

試しにガシガシと容器の中身を砕いて一杯…

メッチャ変な味!

 

夫「酸化したんだろ」

 

酸化するとこんな味になるのかっ!

面白かったので、砂糖とミルクを入れて飲んでみました。

何これ、すごく知ってる味?

咄嗟に浮かんだイメージは、よく飲んでいた缶コーヒーでした…

 

 

その後、今現在はどうなったかと言いますと。

朝の一杯はインスタントコーヒーに戻り、今は砂糖なしで、ミルク半々に落ち着きました。

たまに牛乳が無いと砂糖が増し増しに。

その砂糖の量も段々と増えてきて➖➖

 

飲まなくなりました(°▽°)

 

それでも外出時にコーヒーの美味しそうなお店を見つけると、すごく入りたくはなります(笑

 

 

実はこの後、日本酒の怪が始まります(笑

若い頃はザルだったけど、お酒なんてもう数十年、殆ど飲んでいません。

ビールの美味さも解らなければ、甘い果実酒以外は全く味が分かりません。

不眠対策で飲む位?

まず人付き合いが皆無なので、日本酒も飲むなら寝る前に、コッソリと一人酒(笑

 

 

何時か、飲めるならばひっそりと。

月を見ながら。

花を愛でながら。

虫の声や風の音、降り積もる雪を見ながら。

静かに酔いを楽しみたい。

決めるのはアナタ

おチビは日に日に好き嫌いが激しくなり、野菜嫌い爆走中。

幼児期に食べていた類も「嫌い!」を連呼するようになりました。

大好きだったキウイフルーツも「嫌い!」

煮豆もカボチャも栗も「嫌い!」

遂には緑の色が見えたら一口も食べたくないと言う・・・

好き嫌いのない私には何とも理解し難い感情です。

とある日の二人きりでの食事中、私はおチビに話して聞かせました。

「遠い遠い昔にね、ブッタと言う方が弟子に言われたそうな」

難しい教本や説法は知らないけれど。サクッとまとめるならつまり━━

 

「決めるのは、アナタ」

 

人参は、人参。

それ以上でも以下でもなく。

その人参を「苦い!」と感じるのは、アナタ(おチビ)。

同じ人参を「甘くておいしい!」と感じるのは、私。

おチビが食べる一切れだけが苦い訳ではなく。

私が食べる一切れだけが甘い訳ではなく。

 

「決めるのは、アナタ」

 

人参の味は、食べる人によって変わるのではなく。

おチビがどんなに「人参は苦い!」と言っても、その人参を苦く感じているのはおチビ。

「甘くて美味しい♪」と言って食べる私には美味しい人参。

だから「コレは甘くて美味しい人参」と思って食べてみよう。

 

チビ「甘くない!苦い!美味しくない!嫌い!」

 

フッフッフ…

「今、野菜の悪口を言ったね」

この人参とおチビは今ここで初めての出会い。

初対面の相手に「嫌い!」なんて悪口言われたら、絶対嫌な思いをする。

そんな奴に「美味しくなって喜んでもらおう♪」とか「栄養になって役立とう♪」とか、絶対思わないよ。

逆に「不味くなってやる!」とか「栄養になんかならねーよっ」ってなるだろうね。

そして私は「美味しい♪栄養になってくれてありがとう♪」って食べてるから。

食べられる人参だって嬉しくて、もっと美味しくなってくれるかも。

すごい栄養になってもらえるかも。

 

 

これは人参に限った事ではなく、全ての事象に当てはまる。

それこそ道端に落ちている小石でも。

拾ったその人には「きれいな石」にも。

「邪魔な石ころ」にも「便利な石ころ」にも。

ただの小石も、何とでも変わる。

 

「決めるのは、アナタ」

 

例え誰かが道端の小石を指さし「変わった石だ」と言われても。

それを聞いて小石を見たアナタが「普通の石だろ?」と思えば、アナタには「普通の石」。

でも、「変わった石だ」と言われて「これは変わった石なのか」と思ったアナタには、それは「変わった石」になる。

 

 

「決めるのは、アナタ」

 

そして「決めたのも、アナタ」

 

 

さて、おチビちゃんや。

そんなに野菜に「嫌い!嫌い!」って言ってると、どんどん野菜も嫌な味になるよ。

むしろ野菜も「苦い苦い!」って言われるから、頑張って「苦くなろう」ってしてるのかもね?w